年末調整とは

◇年末調整とは

給与の支払者は、毎月(日)の給与支払の際に所定の源泉徴収税額表によって所得税の源泉徴収をすることになっていますが、その源泉徴収をした税額の1年間の合計額は、給与の支払いを受ける人の年間の給与総額について納めなければならない税額(年税額)と一致しないのが通常です。
このような不一致は精算しなければなりません。そこで1年間の給与総額が確定する年末にその年に納めるべき税額を正しく計算し、それまでに徴収した税額との過不足を求め、その差額を徴収又は還付します。この精算の手続きを年末調整といいます。


◇年末調整Q&A

Q1.年収がいくらまでなら扶養にはいることができますか。

非課税の交通費を除いた年間給与合計が、103万円未満ならば扶養にはいることができます。なお、健康保険・厚生年金の場合は年間給与合計が130万円未満(60歳以上・障害者の方ですと180万円未満)であれば、扶養にはいることができます。

Q2.自分自身が扶養にはいっていますが、年末調整をする必要はありますか。

扶養内でも、毎月の給与から所得税が引かれていた場合は、年末調整または確定申告をしないと、一年間の総所得に対する見直しができないため、年末調整または確定申告をする必要があります。

Q3.医療費控除を受けたいのですが。

年末調整では医療費控除を受けることはできません。確定申告が必要です。

Q4.新入社員・退職者がいるのですが

新入社員の方は、入社日・前職がないかを確認してください。また、前職がある方は前職の源泉徴収票が必要になり
ます。退職者の方は、退職日を確認してください。また、退職日までの源泉徴収票を発行する必要があります。

Q5.住宅ローン控除を受けたいのですが。

住宅ローン控除を受けるためには、1年目は確定申告する必要があります。2年目以降は年末調整で控除を受けることが可能です。「住宅借入金等特別控除証明書」と「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」が必要になります。

 

コンサルティング事業部 第1課 覚野 奈緒美